3D映画を観る前に近年では「幼児には身体に不向き」的な注意勧告が
表示されるけど何歳だったかな?。
mちゃんは10歳くらいなら問題ないかな?。
「トラと漂流した227日」を親御さんとお見せしたいのに。
さて3Dは全く最近は話題にならない。
この世界にも「歴史は繰り返す」です。
やはり3D人気は一時的でした。
僕が最後に劇場で観た3Dは
(何故か一部表示しない項目あり)
と
でした。
その昔
その1
3D西部劇
「ホンドー」(1953)
ジョン・ウエイン主演の公開当時は3Dだった西部劇(1953)。
今と異なり「赤・緑のセロハン」で出来た眼鏡をかけて観た記憶が鮮明だ。
昨夜は疑似3Dに変換して観た。
オープニングのタイトルでさえ3Dを意識している。
Hが「やや」手前に見える。
2D状態にして撮った。
タイトルHondoの下にあるバーはスケールだから本編とは関係ないです。
↑インディアンとのバトル(1分33秒のところ)では、
でんぐり返るインディアンが3Dを意識した撮り方だ。
ただ、2012年の「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」の驚異の
映像美&3D効果とは比較にならないのは当然。
↓手もとにある「センター・オブ・ジ・アース」(2008)は21世紀なのに
あらら「赤・緑のセロハン」で出来た眼鏡だ(笑)。
その2
21世紀最高の驚異の映像美
「トラと漂流した227日」(ライフ-オブ-パイ)(2012)
2D・3D二枚組
今のところ本作品の映像美を凌駕する作品はまだないのでは、、。
思うにこの映画、宗教映画だ。
ゼロ・グラビティ同様、人は極限状態において神を見る。
一人のインド人少年が自己と対峙しながら漂流し宗教的悟りを開く、
そんな感じだ。
大量の数のトビウオがこちらをめがけて飛んできます!!!。
対象となるモノにカメラを向けるその感性たるは素晴らしい。
この3Dを見たい、とお見えになった人はこの2年で19人になるが
分かるような気がする。
予告編も凄い。
音楽も素晴らしいです。
賢ちゃん、丸の内OLのおバカちゃんYouTubeばかり見ていないで
ちった~意識の高い映画もたまにはご覧あそばせよ!。
その3
エロチック3D映画
「パラダイス」(1962)
高1(1962)の頃に観たセクシー3Dは「パラダイス」(PARADISIO)。
恥ずかしくて風邪でもないのにマスクをして学友と映画館に入ったのを思い出す。
通常は白黒画面で、主人公がメガネをかけると周りの美女が裸に見えてカラーに
なる。立体度は弱いです。
観客は主人公にあわせて、メガネをつけたり外したり(爆笑もんだな!)。
無論、YouTubeにある筈がないけど、奇特な人がいますね、画像がありました。
ネット画像はこれです↓
ヤギと遊んでいる女性がいきなり裸になります。下のパンフのようにブルーや
ピンクで隠しません。
今、リバイバル上映しても間違いなく大ヒット!!。
いかん、オゲレツで、失敬!。
その4
降る雪だけが3Dだった
時代劇「一命」(2011)
惜しい、オリジナルの「切腹」には及ばない。海老蔵、力演なのに。
第16回カンヌ国際映画祭 審査員特別賞
監督:小林正樹
脚本:橋本忍
原作:滝口康彦『異聞浪人記』
出演:仲代達矢、丹波哲郎、三國連太郎、で面白くないはずがないです!
音楽:武満徹
前にjuneさんにmotoさんのお陰で時代劇の面白さを知りました。
ありがとうございます。と言われた。
参考
持っている新旧3Dメガネです。